2016年12月31日土曜日

【卒業生】岩澤あゆみ 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


岩澤あゆみ(Ayumi Iwasawa)君


この1年間、私はこの位置から見ていました。





JCでの経歴


  • 2013年 入会(会員拡大情熱委員会)
          神奈川ブロック協議会 事務局 運営委員
  • 2014年 研修委員会 委員長
          日本JC 相互理解確立委員会 委員
  • 2015年 副理事長 
          日本JC 主権国家確立委員会 副委員長
  • 2016年 理事長(公益社団法人茅ヶ崎青年会議所 第49代)


なんか、すごい迫力のある女性がいるな。


これが茅ヶ崎JCに入会した日に岩澤理事長にお会いした時の私の印象でした。ふるまいについて指導され、常に周りに男性数名が付いていて、「JCってやっぱりこういう人たちがやるものなのか。まずい。」って思ったのをすごく覚えています。2013年の6月例会でした。

そしたら、岩澤理事長も2013年入会ですし・・・。なおさら「まじか。」と思いました。

さて、そんな岩澤理事長は、入会翌年の2014年には委員長になられ、ものすごい馬力で研修委員会を引っ張っていました。委員会の一体感は異常に強く、そのときのメンバーのみんなは「岩澤チルドレン」なんて言われていました。笑
本当にそれくらいのチーム力がありました。
当時、広報委員会の幹事だった私に、ブログやFacebookのやり方に彼女ほど細かい注文をつけてこられる人はいませんでした。そのときは「この人は本当にすごいなぁ」と心から尊敬しつつも、こんなにパワーの溢れる人はあまり得意ではないなぁって思ってました。笑


ところが、JCっていうのは見事なまでに自分の枠を広げようと画策してくる場所でして、なんと翌年の2015年には、私が初めて委員長を務めた時の担当正副として、岩澤理事長が私の指導役に付きました。しかも、日本JCで岩澤理事長が副委員長として出向され、そこに委員という形で入らせていただいた私は、それこそ1年中岩澤理事長の監視というか指導を仰ぎ、私の至らないところをフォローしてくださり、私が成長すべき部分を超厳しく指導してくれました。
私が岩澤理事長からの再三にわたる電話の5回に1回くらいしか応答しなかったため、私の委員会の小川副委員長に電話が入り、「あいつは何やってんだ」というお叱りのお言葉を小川委員長がたくさん吸収してくれて、もう何というか私にとってはむちゃくちゃハードな一年だったわけですが、結果として自分の弱さにとことん向き合う機会を与えてくれて、そして、私の弱いところがJCだけでなく生活のあらゆるところに通じているのだというところまで見抜かれ、気が付けば、「この人の言っていることは本当にまちがいないな」と思うようにまで至りました。

2015年末の理事会に向けて、OMOIYARI VILLAGEの報告議案の作成で幾度となく「こんなのではダメ、やり直し」「もっとこうしなさい」「てっちゃん、しっかりしなさい」とめった打ちにされ、その結果としてきちんと報告を終えられた時の感動というか、感謝は今も強く自分を支えてくれています。


そして、本年。岩澤理事長が、茅ヶ崎JCでは女性として初めて、そして異例の短期間の在籍で理事長となられました。

岩澤理事長がどんな人か、なんてことは私が語るまでもありません。
365日、1日も休まずに、すごい内容の濃いブログを更新されてきた岩澤理事長のブログをご覧いただければ、彼女の気遣い、心配り、メンバーを成長させようとする愛情がどれだけのものかお分かりになると思います。

岩澤理事長のファンもたくさんできました。レディオ湘南でGO!GO!JC!!という番組があるのですが、そこのパーソナリティーを務められる森さんと岩澤理事長の掛け合いが、実は私はすごく好きでして、幾度となく出演していただきました。芯のある、凛とした女性同士の会話というのは、男性の私からしてもかっこよく、面白いと感じたんですね。先日、最後の機会としてお二人のお話を聞いている時も、もっとこういう企画があれば面白いだろうになぁって思いながら笑っていました。

岩澤理事長は、無償の愛という言葉や、奉仕という言葉が本当によく似合う人です。

そんな彼女だから、今年の小川委員長、瀬川委員長、岡本委員長、山本委員長、杉森委員長、相田副議長、そして私は「委員長同士でしっかりやっていこう」ってなれました。みんな「岩澤理事長は凄すぎる」って話をしたり「きつすぎる」と言いつつも(笑)、「あの人じゃなかったら委員長なんてやらなかった」って言ってました。はっきり言って、個性の強すぎる2016年度委員長陣が決まった時、総務委員長を務める僕は不安がたくさんあったのですが、終わってみると「すごくいい年に委員長をさせてもらえたなぁ」「こんな委員長たちと同期委員長になれてよかったなぁ」って思ってます。

岩澤理事長は今日で最後の務めを終えられます。

これだけの人に出会えたことを心から感謝しています。
これだけの人の背中を追うことができたことを、一生の糧にしたいと思います。

ご卒業おめでとうございます。
本当にありがとうございました。



総務広報委員長 北川

【卒業生】窪田壮一郎 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


窪田壮一郎(Soichiro Kubota)君






JCでの経歴


  • 2010年 入会(シチズンシップ醸成委員会)
  • 2011年 総務委員会 副委員長 
          神奈川ブロック協議会 事務局 運営委員
  • 2012年 シチズンシップ醸成委員会 委員長
  • 2013年 財務理事
          神奈川ブロック協議会 財政局 委員
  • 2014年 交流委員会 理事
          神奈川ブロック協議会 地域コミュニティ創造委員会 運営幹事
  • 2015年 総務広報委員会 委員 
          関東地区協議会 会員交流委員会 幹事
  • 2016年 総務広報委員会 委員
          神奈川ブロック協議会 財政局 次長

これほどまでに頭のキレる人っているんだなぁっていう人。それが窪田君に対する私の、そして多くの人の印象ではないでしょうか。

今年度、総務広報委員会で初めて同じ委員会で活動させていただき、彼に聞けば確実に的を射た解答をいただくことができました。

彼の素晴らしいところは、判断軸がしっかりしている点だと思います。経験だけでものを考えるのではなく、多くの経験を昇華させて軸をつくりあげている点が、彼に多くの信頼と尊敬が集まる理由だと思います。

11月例会の懇親会、窪田君は本気を出してくれました。
Tシャツを作ったり、クイズボードをつくったり、多くの”仕込み”が入っていて、あれほどまでにクオリティの高い懇親会を私は初めて経験することができました。
クイズのテーマはJCにまつわるもので、しかもしっかり勉強しないと分からないような内容です。ただ懇親会が盛り上がれば良いのではなく、そのなかにも「学び」がある。

ああ、これがJCで懇親会をやる理由なのかなぁと納得しました。


窪田君に出会って、「こういう人とたくさん出会っていきたいな」って思います。仕事もできて、JCの学びも大切にして、それを周囲に伝えることができるような人。それでいて、謙虚で、常にリスペクトを持って人と接することのできる人。

今年、事業の内容について迷っている時に、LINE経由で結構相談に乗ってもらいました。自分の理解の何が足りていないのか、このテーマの例会をどのような内容で設えればメンバーに分かりやすくなるだろうか・・・そういうことを質問させていただくと、きちんと窪田君なりの解答をしてくれていました。

私は彼ほど優秀な存在には到底なれませんが、でも彼のような人になりたいなぁって心から尊敬できる人です。

最後の一年、一緒に活動できたことを誇りに思います。
本当にお疲れ様でした。ご卒業おめでとうございます。





総務広報委員長 北川

【卒業生】水島誠司 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


水島誠司(Seiji Mizushima)君



岩澤理事長(左)と水島誠司君(右)



JCでの経歴


  • 2008年 入会(総務広報委員会)
  • 2009年 市民意識向上委員会 委員
          会員拡大特別委員会 委員
          神奈川ブロック協議会 LOMサービス推進委員会 委員
  • 2010年 青少年共育推進委員会 委員
          神奈川ブロック協議会 かながわ共育実践委員会 委員
  • 2011年 地域コミュニティ確立委員会 委員
          神奈川ブロック協議会 かながわ共育実践委員会 委員
  • 2012年 OMOIYARIネットワーク確立委員会 副委員長
          神奈川ブロック協議会 事務局 運営委員
  • 2013年 地域のたから委員会 副委員長
          神奈川ブロック協議会 真の国家確立委員会 委員       
  • 2014年 交流委員会 副委員長
          神奈川ブロック協議会 復興特別委員会 委員
  • 2015年 茅ヶ崎デザイン企画特別委員会 幹事 
          日本JC 主権国家確立委員会 委員
  • 2016年 LOVE&PRIDE醸成委員会 副委員長
          神奈川ブロック協議会 地域共育・発信委員会 委員


経歴ながっ!

自分の理念や主義がしっかり定まっており、それでいて自分の能力を過信せず、ものすごく謙虚な姿勢で人と接する茅ヶ崎市議会議員、水島誠司君。本年度の卒業生の中でもっともキャリアを積んだメンバーです。

水島君の尊敬すべきところは、裏表とか全然なく、どんな人にもフラットに接することができる点です。そして、流行りに流されることなく、朴訥とやるべきことに向き合います。

初めてお会いした時、なんて良い声をしている人なんだ!って衝撃を受けました。笑

太く、低い声で冷静に話す姿に、「議員の方ってやっぱり議員っぽいんだなぁ」と変に納得したことを覚えています。しかも、私が個人的にお話するのも、マイクを持って多くの人にお話をされるのも、全然テンションも変わらず、同じ調子で語れるのは、すごいなって思います。

さて、そんな彼は、「スーパー副委員長」という異名をお持ちです。

上記の経歴を見てください。分かりやすくするために、「副委員長」を赤字にさせていただきました。そして2015年度の幹事については、副委員長が設置されない委員会(特別委員会)なので、幹事が実質的に副委員長の役目を果たします。ってことは、副委員長を5年連続担っています。普通そんなやります!?笑

これだけ副委員長をやっていて委員長はやらないというのが、やはり彼らしく、他方で、これだけ何度も副委員長を頼まれるというところが彼に対する信頼の厚さを物語っています。

彼を悪く言う人って本当にいません。みんなが水島君を慕っており、信頼しています。水島君のような人に出会えたことも、JCに入ってよかったなぁと心から思える出会いです(^^)

誠司さん、ご卒業おめでとうございます。




総務広報委員長 北川

【卒業生】佐藤俊輔 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


佐藤俊輔(Shunsuke Sato)君



佐藤俊輔君(左)、林正基君(右)



JCでの経歴


  • 2012年 入会(茅ヶ崎LOVE&PRIDE醸成委員会 委員)
  • 2013年 地域のたから委員会 幹事
          会員拡大情熱委員会 委員
          日本JC 相互理解確立委員会 委員
  • 2014年 交流委員会 委員長
          神奈川ブロック協議会 地域コミュニティ創造委員会 委員
  • 2015年 茅ヶ崎デザイン企画特別委員会 特別委員長 
          神奈川ブロック協議会 ブロック大会運営委員会 委員
  • 2016年 副理事長


「楽しさ」を活動の軸に置き、他のメンバーにもそれを伝えるのが、佐藤俊輔君の特徴だと思います。

日頃話していると「いいじゃん、楽しければ」ってラフに語る彼ですが、人前で話すときにはやたら真面目にJCを語ります。真面目すぎて、本当に驚きます。笑

俊さんとは、2013年の地域のたから委員会でご一緒させていただきました。JCに入会したばかりの私は、まだ右も左も分からず、同じ委員会メンバーっぽい俊さんの存在がすごく暖かく、「とりあえず楽しめば良いのか」と安心させてくれたことをすごく覚えています。

いつも笑顔、そんな印象の俊さんからはいろいろ学ばせていただきましたが、特に2016年度は本当にお世話になりました。

とりわけ、基本方針の作成段階では、なかなか総務の基本方針が自分として納得いくレベルに到達できず、何が足りないのかも全然分からなくなっていた私に、ついつい形式だったり硬くなりがちな総務の基本方針を、前向きな表現でガラッと言い換えて伝えてくれたことで、一気に基本方針がまとまり、それ自体衝撃的であったと共に、実は私のその後の本年の活動の根幹を作り上げてくれた大きな出来事でした。

その後、例会を多く抱える総務広報委員会の事業計画を練るときも、俊さんからの意見にはいつも新たな発見というか、私が言葉にできない痒いところをスパッと突いてきてくれるところが、刺激的でした。

俊さんは、JCをある意味ですごく信じつつ、JCにクールに向き合っている人です。

そんな彼から先日、「てっちゃんの議案はね、よく書けているんだけど、つまんない」って言われました。これは信澤事務局長の言葉に言い換えると「想いが足りない」って表現になるんだと思うんですが、正直ムッとしました。笑
けど、同様のことはこれまでの人生でもいろんな場面で表現は違えど指摘されてきたことです。岩澤理事長にもこっぴどく言われてきました。

ただ、俊さんの場合「楽しさ」を基軸としてJCと向き合っているので、こういうこと言われると言い返せないんですよね。ムッとするけど、「あはは(笑)」って笑いながら、「絶対いつか面白いって思わせてやるぞ」って思っています。

いやぁ、本当に寂しいです。

俊さん、ご卒業おめでとうございます。またいつか議案を見てくださいね。



総務広報委員長 北川

【卒業生】林正基 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


林 正基(Masaki Hayashi)君






JCでの経歴


  • 2009年 入会(総務広報委員会)
  • 2010年 地域コミュニティ創造委員会 幹事
          会員拡大特別委員会 委員
  • 2011年 ローカルファースト実践委員会 理事
  • 2012年 総務広報委員会 委員
  • 2013年 ー
  • 2014年 拡大会議 委員
  • 2015年 総務広報委員会 委員
  • 2016年 人間力開発委員会 副委員長理事
          神奈川ブロック協議会 ブロック大会運営委員会 委員

「背中を見せる」という言葉が誰よりも似合う兄貴的な存在。それが林正基君です。

2009年に入会した彼は、本年度の卒業生の中でも二番目に長いキャリア。当然、茅ヶ崎JCのことはよく知っていますし、先輩たちとのつながりも非常に濃い。
途中に休憩時期があったとしても、8年JCに所属するというのは本当に想像がつきません。にもかかわらず、私が出会ってから見ている彼の動きはどんどん加速していて、今年の人間力開発委員会の副委員長理事としての活動は、山本委員長を引っ張りあげる勢いでした。

地元に根付いてスポーツクラブや水泳教室を営む彼にはたくさんのスタッフがいて、たくさんの教え子がいます。みんな茅ヶ崎の市民です。自分がかかわる一人一人の人たちに、私たち茅ヶ崎JCの取り組みを伝え、例会の案内を行い、すごいときには50名近い人を来場させてくれました。

林君の動きは、「ただ動員がすごい」って話ではないと思っています。
私たちのJCでの活動というのは、「運動」です。私たち一人一人の力が小さくとも、運動の結果として他の人に伝播し、さらにその人たちからまた更に別の人たちに伝播していくことが必要で、その例えとして「水の波紋」を用いたりもします。インパクト、という意味の本質です。

林君は、多くの人たちを、メンバーのために呼んできてくれました。これは、林君のJCでの活動が自分の経験だけに終わらず、自分の関わる多くの人たちに最初の波紋を起こしたことを意味します。山本委員長を男にするために、という純粋に仲間のために。



この人は、なんでこんなに頑張れるんだろう?って思っていると、卒業式のときにスピーチでこうお話しされました。


「入会してすぐ、卒業式例会で大きなミスをしました。それがずっと後悔として残っていて、それを克服したかった。」


今、この言葉が私自身にもすごく突き刺さっています。
私はたぶん、林君の姿を卒業するまで思い起こしながら活動していく気がしています。

誰よりも頼れる背中。そんな背中は、メンバーのために活動し、自身の反省を乗り越える努力の結果として僕らの目に映ったのだと思う。

正基さん、ご卒業おめでとうございます。


総務広報委員長 北川